普通とは違う選択肢

さぁて、今日はブログ・・・何書こう?? なぁんて考えておりました。(笑)

そんな事を考えながら前回のブログを少し読み返してみました。

「二兎を追う者は一兎も得ず」

そんなお話をさせてもらいましたが・・・

この言葉は「ことわざ」として、よく聞きますが・・・

さて!?現実に「二兎」を追いかけた人の現実とは?

知っている方もいれば、知らない方もいらっしゃるのでは?

私は・・・シッテイマス。なぜなら私は「二兎」を追いかけた事がある(?)カラデスゥ~。

こんな事をしたがるのは、たぶん若い人が多いのでは!?・・・って思っています。

私は高知の文化へは普通に昼間、通っていましたが、

新宿の文化へは編入で夜、通っていました。

その頃の暮らしぶりはと言うと・・・

朝10時から夕方5時半まで服の販売のバイト(新宿)をして、そのまま6時から学校です。

学校は午後6時から8時半までだったと思います。

実家から通っていた昼間の学校は午前9時から午後3時15分まででした。

確かに田舎の学校なので内容としては東京の学校とくらべるとレベルは多少低かったかもしれませんが、圧倒的に勉強に費やす時間が短いですね。(苦笑)

「勉強に費やす時間が短い」と言う事もあり・・・

消化する課題も、昼間の時の半分もなかったような私の印象です。


そして・・・

昼間、働いて、夜学に通う学生の暮らしぶりとは!?・・・と、言う事になりますが。

ある日、学校へ行くと同級生(男子)が教壇の前で叱られていました。

その時、聞こえた先生の言葉。

「・・・そうだよね、バイトだったんだよね・・・」

この言葉で私は、全ての状況が飲み込めました。

たぶん、バイトを理由に宿題をやって来なかったんだと思います。

先生にしてみれば、耳にタコが出来るくらい聞き飽きた「言い訳」だったんだと思います。

確かに昼間は仕事をしているので、

夜、学校から帰ると10時ぐらいにはなっていると思います。

私もそうでしたから・・・では、宿題をいつやるのか?ですよね。

授業中にやりきれなかった事も自ずと宿題になって行くので、

ますます、やる事が増える訳デス。(苦笑)

ある程度、年齢もいって分別のできる「大人」なら、まだ良いのですが・・・

ほとんどが20代前半の子達です。

「バイト」を理由に宿題をやって来ないのは、

先生にしてみれば全てお見通し!・・・な訳デス。(苦笑)

そんな事を言ってはいますが・・・

私も「感心されるような暮らし振り」とは言えませんでした。(苦笑)

めんどくさくなってズル休みもしました。

途中から授業をさぼってNSビルで、友達とラーメン食べた事も何度もあります。

今、思い返せば、

真面目に学校に行っていると思って授業料を払ってくれていた父には、

悪い事をしたなぁ~・・・と、反省はシテイマス。(苦笑)

おかげ様でパタンナーとして就職出来た時は

「お父さんとの約束が守れたぁ~」と、ホッとした事を今でも覚えています。

「パタンナーになりたい」と言う事で進学させてもらいましたからね。

私もそうですが・・・

どこのご家庭でも、外からは見えない事情が色々とあります。

そんな家の都合で「普通とは違う選択肢」を選ばざるを得ない場合も多々あります。

ただ、その「普通とは違う選択肢」を選ぶと「本末転倒」になりやすいと言う事です。

「OOを身に付けたい、勉強したい」と思った時、

「△△しながら」・・・からのスタートだと、

「OOだけやっている人」と比べると「OO」に費やす時間が圧倒的に少なくなります。

そして「あれも・・・これも・・・」と言って、やたらとやる事ばかりが増えても行く。

そんな暮らしも、なかなか大変なモノです。 あんまり長引くと疲れても来ますしね。

続けるのが困難な「無理」より、

多少、時間がかかっても「終わらせる事が出来る方法」を選んだ方が良いと

私は思います・・・よ!(笑)

 

 明日も全力。