名古屋の服飾学生一年生です・・・。

一月ほど前になりますか・・・

専門学校の一年生(男子)から「おうち教室」の方へ、お問合わせがありました。

「学校以外でもパターンの勉強がしたいです」・・・との事。

あらっ!まあ、なんと感心なぁ~・・・見習わないといけないその「ヤル気」(笑)

自分にも、こんな一生懸命な気持ちもあったはず!?

年々「あつかましさ」だけが、パワァ~、アァ~~ップ!!!・・・ですな。

実は、彼は名古屋の学校に通っています。

っと、なると・・・名古屋から高円寺まで来るつもり?(おぉ、恐縮~~(苦笑))

結果的には、お断りした事になってしまいましたかね。

メールが返ってきませんでしたから。

私も彼の申し出に対して少し考えましたが・・・

入学して半年ぐらいだと、正直まだまだです。

学校の課題も、先生の指導の下、どうにかこなせている。

当たらずとも遠からず・・・そんな状態だと思います。

「おうち教室」

基本的には新人パタンナーと、趣味で洋裁をやっている方達へ向けて

ご自分の疑問点を一緒に勉強しましょう・・・です。(もちろん例外もあり!デス。)

 

まぁ、そんな感じなんですが・・・

 

名古屋から東京、高円寺まで・・・たぶん家からだと2時間半ぐらい。(だと思います)

往復の交通費は2万からの出費・・・で、1回3時間の教室代です。

うぅ~ん・・・そこまで、お金と時間をかけてまで「おうち教室」に来て

「東京まで行った甲斐があった」と、思えるような「質問」は出来ない。

正直、そう思いました。

 

学校を何年通うつもりかは、わかりませんが、

学校の課題も進めつつ、パターンを学びたいと言う気持ちが強いのであれば

課題の他に、自分で雑誌の写真を目標として「製図、トワル組み」をやってみる。

そんな生活を卒業までしてみる。

その時きっと「新幹線代を使ってまで東京に出向いた甲斐があった」

そう思えるような「自分にとっての課題」を持てるようになると思いました。

(私の返信メールはこんな感じ)

・・・と、まぁ~ココまでは、しのぶさん お得意の立て板に水を流したような

「ザ・正論」ナンデスガ・・・日を追うごとに私の中にある疑問が。

もしかして、彼は彼なりに「おうち教室」との付き合い方を考えていたのではなかろーか?

(ハッ!・・・汗)

何も毎週、判を捺いた様に東京に来るなどとは言ってはいない。

これは、かなりの「やっちまった感」

 

なんで彼の暮らしぶりなり、考えなりを聞いてあげようとはしなかったのだろう。

彼は彼なりに「おうち教室」の利用の仕方を考えていたかもしれない。

東京までプロのパタンナー(三流デスケドネ)が、やっているパターン教室に行っている。

 

その事が彼の明日への自信に繋がるのなら、「どうぞ!」と言ってあげるべきだったのでは

なかろーか?

「お問い合わせ」とは書いてはいるが・・・「お気軽に」とは書いてはいるが・・・

いざ、問い合わせのメールを出すのも一つの勇気。

50オーバーのオバチャンでも、ちと ビビル。(苦笑)

それが19才の男の子となれば、意を決してメールしてくれたのかもしれない。

 

「学校以外でもパターンの勉強がしたいです」

 

そんな風に考えると、彼の「夢」や「情熱」を台無しにしてしまったように思えてきます。

私からの「ごもっとも!」なメールで、さぞやガッカリしていたかもしれませんね。

「申し訳ない事をしたな・・・」と、深く反省でゴザイマス。

 

二年生になった頃、メールしてみようかな・・・と、思う今日この頃。

 

 明日も全力。